皆様、改めて会長を拝命した田中でございます。
今期で6期目、全うすると12年となります。長すぎると仰る方々もいらっしゃると思います。正直、私も悩みました。老害になるのではないかと。
一方で前期の役員改選は新型コロナウイルス感染が蔓延する中で行われました。当時は県士会として対面活動を制限しており、対面で一度も会わなかった役員すらいる状況でした。当然、他団体や行政関係の方々とも直接お会いすることもほとんどなくなりました。私の一番の悩みは、これまでの様々な人・団体との関係性を継承することなく、ここで退いて良いものなのかということでした。
そんな時、熊谷知事から3期目の大切さのお話を伺いました。一期4年ですから、3期目が全うすると12年です。また、私が敬愛する故杉岡昌明先生も八千代市医師会長を12年務められたこと。このようなことから自分の中に、今一度県士会のために尽力したいという火が灯り、幸いにもその火種に風を送ってくれる方々がいらっしゃったことから、もう1期会長を務めさせていただくこととなりました。よろしくお願いいたします。
今年度の方向性は「次世代に繋ぐための地ならし」です。そのために新しい理事も多い今期は、役員人事および組織体系を大きく変えました。
その「地ならし」のために今時点で優先課題と考えていることは
1.情報発信・提供のあり方
2.各種規約の見直しと公開
3.入会率低下への歯止め
4.産業保健・学校保健等への関わり方
5.連盟との関係性。県士会としての政治活動の在り方。
これらとは別に、2024年10月5、6日 第43回関東甲信越ブロック理学療法士学会を千葉県士会が担当することとなっております。
最終的には会員の皆様が「県士会に入っていてよかった」と思えるような活動に展開できればと思っております。そのためには皆様のお力添えが必要です。皆様と共に作り上げていくことが必要です。
何卒よろしくお願い申し上げます。
一般社団法人 千葉県理学療法士会
会長 田中 康之