一般社団法人 千葉県理学療法士会 
The Chiba Physical Therapy Association

一般社団法人 
千葉県理学療法士会について
千葉県理学療法士会 
会長 田中康之

県民の皆さまへ

~理学療法士が何の専門家かご存知ですか?~


 皆さん、こんにちは。千葉県理学療法士会会長の田中康之です。本ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
 理学療法士は「理学療法士及び作業療法士法」という法律に基づいた国家資格です。県内の理学療法士は皆様の健康な暮らしのために頑張っています。私たちは、そのような県内約4500人の理学療法士の職能団体です。よろしくお願いいたします。
 さて、理学療法士が国家資格になって既に50年が過ぎましたが、まだまだ「理学療法士ってよく聞くけど、何の専門家なの?」と訊かれる機会が多いのが現状です。このことについて、私が講演会とかでお話している内容を紹介したいと思います。少しでも理学療法士を知っていただければ幸いです。

 理学療法士は、一言で言うと「身体の動きの専門家」です。
 例えば皆さんは「歩く」ために「どこの筋肉をどの程度収縮させて、どこの関節を何度曲げる」「倒れないように体重を前後左右に何cm移動する」「全身に酸素を送るために今より心拍数をどの程度上げる」等々、身体のどこをどのように働かせれば歩くことができるのかは意識していないと思います。しかしその背景には、脳や神経、筋肉や骨・関節、そして心臓や肺等、身体の様々の部分が関わっていることはご理解いただけると思います。では、その脳や神経、筋肉や骨・関節、内臓等が病気や怪我をした、何らかの障がいがある、高齢になって若い時と変わってきた、等々の場合はどうなるのでしょうか?
 私たち理学療法士は、医学として「身体の動き」に関わる脳や神経、筋肉や骨・関節、心臓や肺等の様々な臓器等、を学び、またこれらが病気や障がいや加齢によりどのように変化するのかを学び、その知識に基づき、どのように身体を使えばより良く動けるのか、どのように身体を動かせば今の状態を改善できるのか、また今より悪くしないように予防ができるのか、その手法を提供できる専門家なのです。そしてその先には、「身体の動き」から考えられる「より良い暮らし」があるのです。
 このような「身体の動きの専門家」として皆さんのお役に立つために、多くの理学療法士が医療機関や高齢者や障がい児・者が利用する施設や通所・訪問サービス事業所に勤務しています。また、高齢者や障がい児・者が入浴しやすいお風呂の改修や使いやすい手すりの位置や太さ等を提案したり、その人に合った車椅子等の提案をしたり、等と身体の動きからの生活環境整備に関わる仕事をしている人もいます。市役所等で健康づくりやまちづくりに関わっている人もいます。
 さらには、プロ野球チームやサッカーチーム等に関わり選手の体調管理に携わっている人もいます。2020年のオリンピックやパラリンピックにも携わります。
 このように「身体の動きの専門家」として皆さんの健康を支える、暮らしを支える仕事をしているのが理学療法士なのです。
 これからも千葉県理学療法士会として、皆さんの健康・暮らしにお役に立てるような取り組みをしていきますので、よろしくお願いいたします。

Pedigree

1965年(昭和40年)
6月 理学療法士・作業療法士法公布(法律第137号)
1966年(昭和41年)
2月 第1回理学療法士・作業療法士国家試験施行
7月 日本理学療法士協会設立
1971年(昭和46年)
8月7日 千葉県理学療法士会結成式が千葉労災病院に行われる        会長 五島 稔