君津ブロック公益事業局研修会開催報告

お知らせ

令和6年11月10日(日)に千葉医医療福祉専門学校をお借りし、君津ブロック公益事業局研修会を開催致しました。今回は、千葉県理学療法士会公益事業局在宅医療・介護支援部の米澤部長はじめ6名の先生方にお越し頂き、御代川先生を講師に、『介護技術を伝達するためのスキルをみにつける』をテーマに、多団体より介護技術、トランスファーなど、実技指導の依頼などに対応できるよう、今回は介護福祉士の方、ヘルパーの方に対して介護技術伝達をするという設定で、ベッドでの横移動と移乗、起き上がりの実技を交えた研修会を開催しました。

当日は休日にも関わらず、学生さんを含む17名の方々にご参加頂きました。

プログラムは①講義:介助技術を伝達する際に考慮すること

      ②実技:自立支援の視点からの介助伝達の実際

      ③グループトーク:伝えるべき視点や気をつけるべきことの共有

      ④在宅医療・介護支援部の活動紹介   

      ⑤最後に研修会参加者での交流会の時間も設けさせて頂きました!

講義の中で、伝達、伝えるということは、相手がどれだけ理解できたが大切な事、どれだけ相手の事を考えて、相手に合わせた情報の提供を行えるか、普段の臨床にも通ずる内容でした。それに加え『介助技術をPTの特殊技術にしていないか?』という田中会長のお言葉の紹介は、参加者それぞれが考えさせられたと思います。  実技は、普段何気なく行っている事を、相手に分かりやすく伝える事の難しさを痛感すると同時に、実際に、介助者、介護を受けられる方、それぞれの立場を体感する事ができ、より理解が深まり、様々な立場での演習も実施し、実際に伝達講習するイメージがより鮮明にできました。

最後の参加者交流会では、ブロックの研修会初参加の方々の貴重なご意見を聴くことができました!『今回の研修会はアットホームな雰囲気で、参加しづらい、なんか恐いといったことなく良かった!』との意見が聴けて大変嬉しく思いました。

最後に、今回ご協力頂きました米澤部長、講師の御代川先生を始めとした在宅医療・介護支援部の先生方本当にあがりがとうございました。在宅医療・介護支援部の方はブロック、多団体への講習会、講演依頼を受け付けておられますので、お気軽にご連絡をとの事でした。君津ブロックとしても「持ち上げないケア」含め、今後も部と連携していきたいと思っております。

次回研修会のお知らせ

 令和7年2月2日(日)に参加者交流会を含めた『成人疾患にも応用・活用可能な知識・技術について(調整中)』障がい児・者支援部部長の髙木先生をお招きして研修会を企画しております。詳細は後日決まり次第お知らせいたします。