日時:令和7年11月9日 9時00分~13時00分
会場:千葉医療福祉専門学校
参加人数:20名(学生6名)
今回は「スポーツ傷害の理学療法〜足・膝関節を中心に〜」というテーマで、千葉県理学療法士会公益事業局のスポーツ支援部より木部敬洋先生と大関直先生にお越しいただき、スポーツ支援部の活動、スポーツ傷害の講義と下肢のテーピング実技研修を行って頂き、最後に君津ブロック会員交流会を開催しました。
開催報告を以下に致します。
- 第1部(座学)
スポーツ傷害の概要と足・膝関節のスポーツ傷害について(評価、理学療法)、スポーツ支援部でお使いの40以上の国内の文献を引用したボリュームのある資料を、大関先生に短時間に凝縮し、概要から基礎、臨床応用に至るまで、大変勉強になる内容でした。海外の文献を用い、受傷後の必要な筋力、跳躍距離の健患比など非常に有益な情報であり、明日からの臨床にすぐに用いる事のできる内容でした。評価方法についても豊富にご紹介頂き、そのままエクササイズとして、活用可能ものでした。

- 第2部(実技)
足関節傷害に対するホワイトテープを用いたテーピングと膝・アキレス腱障害、膝関節靱帯損傷等に対するキネシオテープを用いたテーピングを木部先生に実演頂きながら、各自実技練習を行いました。普段テーピングを巻く機会がなかった方だからこそ、実際に体験できる貴重な機会になりましたし、巻く事がある方でも、再確認や新たな気づきへ繋がる機会となりました。キネシオテーピングで、あそこまで足が軽くなる効果があるとは驚きました。また、trial&error(試す→失敗)でも良いが、trial&learn(試行→分析・修正→再試行)であるとより良いとお話頂いた事が大変印象に残っております。


≪木部先生による足関節テーピングの当日の指導映像≫

*尚、映像資料に関しましては、千葉県理学療法士会会員への限定公開となっております。資料に関しまして、他者への転用・画面録画・SNS等への掲載などは禁止させて頂いております。ご理解・ご協力をお願い致します。
最後に君津ブロック交流会の時間を頂き、来年度への活動に向けて参加した方々の貴重なご意見を頂く事ができました。今後アンケートなども実施し、来年度の活動へ活かし、更なるブロック会員の皆様のお役に立てる様、企画して参りたいと思っております。

- 次回のご案内
12月7日(日) 行政情報交換会
『各市インフォーマルサービスについて~どのようなものがあり、どう連携?~』
『地域ケア会議からみえてきたリハビリテーション専門職に求められる役割』
という2つのテーマにて袖ケ浦市、木更津市、君津市、富津市各市の行政の方々をお招きし、行政の方と直接繋がれる、お話を聞ける大変貴重な会になると思っております。是非皆様お誘い合わせの上ご参加下さいますよう、お願い申し上げます。